チャールズ・レイ
Richard_Morgan
サタデー・イヴニング・ポスト誌の寄稿家であり「フィルムの人々」の原作者である目下パラマウント映画の監督であるところのロブ・ワグナーによって書き下ろされた喜劇で、チャールズ・レイが自ら監督主演し、対手には新進のジャン・カルホーンで、「結婚とは」「ロビンソン・クルーソー漂流記」等出演のハリー・マイヤースも重要な役を演じている。
モデルを雇う金にさえ困っている貧乏絵描きのリチャード・モーガンは、これも貧乏では人後に落ちぬ漫画家のベニー・フィールディングと親友で2人は相助け相励ましながら細々たる暮らしを続けていた。リチャードの幼友達のベティはある日彼のもとを訪れてきたが、彼はベティをモデルと間違えた。彼女はモデルを装って一月の間毎日彼の画室に通って、彼をして一大傑作を完成させた。彼女の父プリムトンは彼女にせがまれて舞踏会の案内状をリチャードに送ったがこれを受け取ったリチャードは礼服がなくておおいに弱り、ベニーと相談して2人の服を集めて間に合わせることにしたが、会の席上で探偵に怪しまれ、様々の滑稽を画したのちにベティとの恋もかない、幸福な生活に入る。
Richard_Morgan
Mrs._Morgan_his_aunt
Benny_Fielding
Augustus_Jonathan_Plimpton
Betty_his_daughter
Private_Detective
Butler
Minnie_Meadows
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