マコーレー・カルキン
Michael
ニューヨークのクラブ・シーンを席巻したカリスマ的青年を描く、実話を基にした青春映画。監督・脚本はドキュメンタリー出身でこれが初の劇場用ドラマ作品となるコンビ、フェントン・ベイリーとランディ・バルバート。原作はジェイムズ・セント・ジェイムズの著作『ディスコ殺人事件』。撮影は「クリーン、シェーブン」のテオドロ・マニアッチ。出演は「リッチー・リッチ」のマコーレー・カルキン、「ミニミニ大作戦」のセス・グリーン、「ドッグヴィル」のクロエ・セヴィニー、「ボウリング・フォー・コロンバイン」などにも登場している人気ミュージシャンのマリリン・マンソン、「ニューヨークの恋人」のナターシャ・リオン、「スーパーノヴァ」のウィルソン・クルーズ、「ホワット・ライズ・ビニース」のダイアナ・スカーウィッド、「テキサス・レンジャーズ」のディラン・マクダーモットほか。
暴露本『ディスコ殺人事件』を執筆したばかりのジェイムズ・セント・ジェイムズ(セス・グリーン)は、伝説のパーティ・プロモーター、マイケル・アリグ(マコーレー・カルキン)との10年におよぶ愛憎の関係を語り始める。1980年代後半、アメリカ中西部からニューヨークにやってきたマイケルは、お坊ちゃん育ちのジェイムズに近づき、有名になりたいと告げる。ジェイムズは彼にクラブで目立つ方法を伝授し、その夜からマイケルのパーティ・プロモーターとしての日々が始まった。まもなく彼は、クリスティーナ(マリリン・マンソン)というスーパースター第1号を誕生させ、有力クラブオーナーのピーター・ガティエン(ディラン・マクダーモット)に可愛がられ、どんどん注目を集めていく。ついには『ディスコ2000』というパーティを大成功させ、一躍時代の寵児となった。だがマイケルは、恋人の男性キオキ(ウィルマー・ヴァルデラマ)とうまくいかなくなり、ドラッグに溺れるようになる。さらにクリスティーナが麻薬の過剰摂取で命を落とし、彼の孤独は深まった。いつしかギッツィ(クロエ・セヴィニー)が恋人のようにマイケルに寄り添うようになったが、麻薬漬けで精神が常軌を逸していたマイケルは、パーティ・プロモーターの職を解かれる。そんな絶望の日々の中、彼は麻薬ディーラーのエンジェル(ウィルソン・クルーズ)を数人で殺害して逮捕された。彼は刑務所からジェイムズに電話をかけ、友情を確かめ合う。だがマイケルを警察に密告したのは、実はジェイムズであったのだった。
Michael
James St. James
Gitsie
Christina
Brooke
Angel
Natasha
Freez
Elke
Peter Gatien
監督、脚本、製作
監督、脚本、製作
原作
製作
製作
製作
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
音楽監修
[c]キネマ旬報社