ロバート・テイラー
Billy_Bonney
ウォルター・ノーブル・バーンズの伝説から「結婚クーデター」のハワード・エメット・ロジャースがブラッドバリー・フートと共に映画用のストーリーを書き、「野性の叫び(1935)」のジーン・ファウラーが脚色した西部の伝説的英雄ビリー・ザ・キッド伝で、アーヴィング・アシャー製作になる1941年作品。監督は「われら自身のもの」のデイヴィッド・ミラーで、これが第1回作品。撮影は「仔鹿物語」のレナード・スミスと「ジャンヌ・ダーク」のウィリアム・V・スコールの共同。音楽は「風車の秘密」のデイヴィッド・スネルの担当である。主演は「黒騎士」のロバート・テイラー、「死の接吻(1947)」のブライアン・ドンレヴィで、「ベデリア」のアイアン・ハンター、「エイブ・リンカン」のメアリー・ハワード、「ジャンヌ・ダーク」のジーン・ロックハート、「地獄への道」のロン・チャニー・ジュニア、ヘンリー・オニール、グィン・ウィリアムスらが助演。
12歳の時父の仇を討って以来無法者渡世をするようになったお尋ね者のビリー・ザ・キッド(ロバート・テイラー)は、リンカンの町に忍び込んで、シェリフに拘禁されていた友人のペドロを救け出した。町のボスで牧場主のヒッキーは、商売仇キーティング(アイアン・ハンター)の牛を追い払う仕事をビリーに持ちかけ、たやすく引き受けた彼は約束通り牛群を暴走させてやった。この時キーティング側から現われたのがビリーの旧友ジム(ブライアン・ドンレヴィ)で、彼はさかんにキーティング側につけとすすめるのだった。翌日ビリーはキーティングにあい、町の浄化がヒッキーのために妨げられている次第を聞かされた。それでもなおヤクザの義理で、ヒッキーに従っていたビリーは、ヒッキーを非難した新聞屋ウォードが無法にいじめられた時、はっきりこのボスと手を切り、キーティングのすすめでその家に留まることになった。ヒッキーの悪事はいよいよつのり、ビリーは親友のペドロを殺され、更にキーティングも丸腰のところを背中から射たれて死んだ。ジムは合法的に犯人を挙げようと図ったが、血気にはやったビリーはウォードから犯人を聞き出すと、腕に覚えの拳銃で下手人を全部殺してしまった。旧友ジムは、今や殺人犯となったビリーを討たねばならなくなり、ビリーは従容としてその銃口の前に散っていった。
Billy_Bonney
Jim_Sherwood
Eric_Keating
Edith_Keating
Dan_Hickey
Spike_Hudson
Tim_Ward
Ed_Bronson
Cass_McAndrews
Buz_Cobb
Judge_Blake
Pedro_Gonzales
Bart_Hodges
Kirby_Claxton
Ed_Shanahan
Milton
監督
脚本
脚本
原作
製作
撮影
撮影
音楽
美術
テクニカラー・カラー・コンサルタント
脚色
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