ジェームズ・カークウッド
Richard_Whitney
アラン・パール原作の舞台劇を脚色したものを、ジョン・ゴーマンが監督。主役は「疑惑の夜」「人類の破滅」のジェームズ・カークウッドと、「アダムス・リブ」「ソニー」のポーリン・ギャロンで、その他「荒野の放浪者」のキャスリン・ウィリアムス、「火焔の船」のジョン・ハロンをはじめ、アルバート・ロスコー、クロフォード・ケント、クレア・アダムス、ハル・クーリーが顔を見せる、現代流行のジャズ劇である。
アーリン(ポーリン・ギャロン)の母ウィットニー夫人(キャスリン・ウィリアムス)は数年前に夫リチャードと別れ、アーリンとその姉ユーニス(クレア・アダムス)と、母娘3人で暮らしていた。アーリンは現代的な娘で、悪友と交じっては放埒な日を送っていた。母はエグバート(クロフォード・ケント)という紳士と結婚しようとしていたが、娘たちはこれを喜ばなかった。アーリンは友達と一緒に踊り場で大騒ぎした後、ダンスの上手なエディという男の部屋へ行き、エディは彼女に無礼を働こうとする。この時、彼女の父リチャード(ジェームズ・カークウッド)が現れてエディを懲らしめ、エグバートに麻酔薬をかけられ宝石を奪われようとしていたウィットニー夫人も、リチャードに助けられた。こうして一家は再び楽しく暮らすことになり、アーリンは許婚のダニー(ハル・クーリー)と、ユーニスも恋仲だったジミー(ジョン・ハロン)と結婚することができた。批評「筋は古いものだがスターの演技とジャズ気分横溢の場面は喜ばれよう」(ニウス誌ウィリアム・キャムベル氏)
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