GATE A TRUE STORY 世界に伝えたい、真実の物語。
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1945、広島・長崎におきた核爆弾投下。この映画は、この世に二度と同じ悲劇を起こさないと願った、日本のある僧侶たちの祈りの行脚を追うドキュメンタリー。第二次世界大戦終戦という名目で落とされた世界初の原爆。一人の男性が、広島で残っていた「原爆の火」を持ち帰り、絶やすことなく「火」を燃やし続けていた。二度と原爆使用をさせまいという願いと、平和への祈りの象徴としてその炎はいまだに燃え続けている。長崎が原爆の恐ろしさを体験した、世界最後の都市である事を祈り、何十年にもわたって、禅宗の僧侶達は自らの身を削るように広島・長崎間を往復し続けていた。広島の原爆で起きた火を、60年もの間、燃やし続けていた奇跡に近い事実。その火を、原爆が生まれた場所であるアメリカの『トリニティーサイト』へ戻し、そこで消し去ることで、負の連鎖を絶ち永遠に眠らせたいと、ある僧侶たちが立ち上がった。この世に同じ悲劇が繰り返されることのないことを祈りながら。2005年7月16日。僧侶たちはアメリカンインディアンや様々な宗派の平和団体と共にサンフランシスコを出発し、世界で最初の原爆実験が行われたアメリカ、ニューメキシコの『トリニティーサイト』へ向かった。猛暑の砂漠、山、250以上の街を越える、2500kmの旅。これまで60年もの間、原爆投下の記念日にさえ、一度も開かれることがなかった『トリニティーサイト』のゲート。長い長い道のりを、ただひたすらに行脚する僧侶たちの思いと沈黙の祈り…。はたして、この重い扉は開くのだろうか…。本作の監督はGND Fund 世界核兵器解体基金の創始者であるマット・ テイラー。
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
スタッフ
監督、製作総指揮
マット・テイラー
日本語版ナレーション
松嶋菜々子
指揮
ミハイル・プレトニョフ
製作総指揮
金親晋午
製作総指揮
アルバート・ロオヤカーズ
作曲
池頼広
音楽演奏