サハラ砂漠のトゥアレグ族、サーカス団シルク・オー、詩人ロバート・ラックスの姿を通して、“移動する生”を描くドキュメンタリー。ニコラ・ハンベルトとヴェルナー・ペンツェルによるユニット、シネ・ノマドの「ステップ・アクロス・ザ・ボーダー」に続く第2作。1995年フロレンス映画祭ドキュメンタリー部門グランプリ。
ストーリー
同時代に生きる2種類のノマド、サハラ砂漠のトゥアレグ族、フランスの伝説的なサーカス団“シルク・オー”と、アメリカに生まれ、ギリシャのパトモス島で詩を書き続けた詩人のロバート・ラックス。この、まったく異なる環境で活動する人々の姿を追ったモノクロの映像をつなぎ合わせ、“移動する生”の核心に迫るドキュメンタリー。