ホウ・ヨン
コウコウ
中国史上初の統一国家・秦の礎を築いた君主・孝公と参謀・商鞅の生き様を描く大長編歴史スペクタクルの後編。運命的な出会いを果たした孝公と商鞅が、様々な難関を乗り越え、改革を進めて秦を一大強国へと導く姿を描く。主演は「レッドクリフ」二部作のホウ・ヨン。『史記』に描かれた名エピソードや迫力の合戦シーンが見どころ。
紀元前359年。7つの国に分裂し、覇権を争う戦国時代の中国。弱小国だった秦では君主・孝公(ホウ・ヨン)と参謀・商鞅(ワン・ジーフェイ)が手を組み、改革を進めていた。この年、商鞅が孝公に提案した、法による国家改革“第一次変法”が秦国内で施行。新たな法に戸惑う民への配慮や、法を犯した者への厳しい処罰など、2人はともに数々の難題を乗り越え、改革を徐々に軌道に乗せていく。やがて、社会制度を整えた秦は20年を経て、生産力、軍事力ともに豊かな国へと生まれ変わる。そして紀元前340年。商鞅は、今こそ宿敵・魏に奪われた領土を取り戻す時だと孝公に進言する。
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