ザ・フォッグ(1979):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ザ・フォッグ(1979)
ザ・フォッグ(1979)
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ザ・フォッグ(1979)

1980年5月31日公開、89分、ホラー
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北カリフォルニアの海岸に面したとある町を舞台に、その町の創設にまつわる呪われた伝説に隠された復讐劇を描く恐怖映画。製作総指揮はチャールズ・B・ブロック、監督・脚本・音楽は「ハロウィン」のジョン・カーペンター、撮影はディーン・カンディ、編集はトミー・ウォレスとチャールズ・ボーンスタイン、製作デザインは編集の卜ミー・ウォレス、特殊効果はディック・アルベイン・ジュニアが各々担当。出演はエイドリアン・バーボー、ハル・ホルブルック、ジャネット・リー、ジェイミー・リー・カーティス、ジョン・ハウスマン、トミー・アトキンス、ナンシー・ルーミス、チャールズ・サイファース、ジョン・ゴフなど。

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ストーリー

小さな港町、アントニオ・ベイ誕生百年祭の前夜。少年たちは、老漁師が語る恐ろしい話しに夢中になっていた。それは、百年前の夜難破して死んだ“エリザベス・デーン号”の乗組員が再び霧のたちこめる時に復讐のために戻ってくるという伝説だった。午前0時、私設放送局KABのディスクジョッキー、スティビー・ウェイン(エイドリアン・バーボー)が町の誕生を告げると、同時に町では怪奇な現象が続発した。教会のマローン神父(ハル・ホルブルック)の部屋では、無気味な予告が記入された日記が出現し、町のマーケットでは商品が倒れ、ガソリン・スタンドのオイルが噴き出し、無人の車のヘッドライトが点灯し、また、ヒッチハイクの娘エリザベス(ジェイミー・リー・カーティス)を乗せて家に向かう途中のニック(トミー・アトキンス)のトラックの窓ガラスが突然砕けた。さらに帰航中のトロール船“シー・グラス号”が霧に包まれ、3人の漁師が何者かに殺された。昼が過ぎ、百年祭祝典の女性議長キャシー(ジャネット・リー)は、夫の乗った“シー・グラス号”が帰らないのを心配しながらも、助手のサンディ(ナンシー・ルーミス)を伴って神父を迎えに教会に行った。そこで2人は、神父からアントニオ・ベイの呪われた歴史を聞いてショックを受けた。アントニオ・ベイの6人の創始者は、百年前に“エリザベス・デーン号”のレプラ病の乗組員たちを殺し、彼らの持っていた黄金を盗んだのだった。町で起きている出来事は殺された亡霊たちの復讐なのだろうか。夕方、放送局のある灯台は、みるみる霧に包まれだし、スティビーは恐怖を抱いていた。町中では停電で祭典が中断され、霧を逃れてキャシーとサンディ、ニックとエリザベスが教会へ逃げた。そして教会を舞台に亡霊との闘いが始まった。亡霊は百年前と同じように6人の犠牲者を作ろうとしていたのだ。もうすでに5人が殺されていた。死闘の末、マローン神父のふりかざす十字架で、亡霊たちは消滅した。教会にいた人びともスティシーも助かるのだったが、犠牲者はあと一人残されていた。

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作品データ

原題
The Fog
製作年
1979年
製作国
アメリカ
配給
日本ヘラルド
初公開日
1980年5月31日
上映時間
89分
製作会社
デブラ・ヒル・プロ作品
ジャンル
ホラー


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