ショアー・エイカーズ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ショアー・エイカーズ
ショアー・エイカーズ
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ショアー・エイカーズ

1920年公開
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ジェームズ・A・ハーン氏の有名な舞台劇で、これをアーサー・ゼルナー氏が脚色し、ユ社の古いブルーバード映画を監督して有名なレックス・イングラム氏が監督して製作せる漁村を背景としたローマンスで、主役はロスコー・アーバックル氏の対手からメトロのスターに昇進し「秘密の軍器」「告白すべきか?」に主演したアリス・レイク嬢。「踊子となりて」主演のロバート・ウォーカー氏や、「運命の玩具」「柳の精」等出演のエドワード・コネリー氏等も出演している。

ストーリー

岩石重疊するメインの海岸に、ショアー・エイカーズと呼ばれた農場がある。この持主なるマーティン・バァリーは我意の強い男であった。彼は娘のヘレンを村の郵便局長で山師のジョシアー・ブレークと結婚させようとして居るが、娘は若い医師のサム・ウォーレンと恋仲であったのでブレークとの話は承諾する様子もなかった。マーティンの兄のナット伯父はマーティンと交代して燈台守をして居る老人で、ヘレンとサムに同情して居た。ブレークはマーティンに薦め、家を抵当としショアー・エイカーズを宅地にさせようとする。ナット伯父は、そうすれば亡き母の墓を移さねばならぬと云ってこれに反対したがマーティンは遂に投資して終った。彼はそしてサムがヘレンの許を訪ねる事を禁じたが、娘は左様な事をすれば自分が家出すると父の前で言うのであった。サムは意を決し西部へ行く事にしたので、ナット伯父は貯えの全部を彼に与えた、その夜ブレークの金庫から百ドルの金が紛失したのでサムは盗賊の汚名を被せられる。ナット伯父はサムに丁度出帆する船があるから、ヘレンを連れて、それに乗ってこの地を去れと勧める。所が猛烈な嵐が襲来し船は危急に迫った。その時燈台の燈火は消えて終った。娘の逃走を知ったマーティンは憤怒に前後を忘れて燈台の火を消したまゝ船もろ共娘とサムを見殺しにしようとし、燈火を点ぜんとするナット伯父と大格闘となる。この最中船は遂に針路を失い難破して終ったが幸にヘレンとサムは岸へ打上げられた。船の難破を聞いた時マーティンの理性は初めて蘇った。そして娘に手厚い介抱を加えるのであった。数日の後ブレークはショアー・エーカーズを抵当にして得た金は全部紛失して終った事を告げに来た。然しナット伯父は恩給を提供して抵当を買い戻す様に申し出て、一家は再び昔の春に還ったのであった。

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作品データ

原題
Shore Acres
製作年
1920年
製作国
アメリカ
初公開日
1920年
製作会社
メトロ・スクリーン・クラシック映画


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