ショーン・コネリー
Patrick_Hale
死の商人の手中にある原子爆弾をめぐって、アメリカと中東某国が凄絶な争奪戦をくりひろげるというアクションとともに視聴率をかせぐために精力的な活動をするＴＶ界の現状をシニカルに描く。製作・監督・脚本は「ミスター・グッドバーを探して」のリチャード・ブルックス。製作指揮はアンドリュー・フォーゲルソン。原作はチャールズ・マッカリーの「ザ・ベター・エンジェルズ」。撮影はフレッド・Ｊ・コーネカンプ、音楽はアーティ・ケーンが担当。出演はショーン・コネリー、ロバート・コンラッド、ジョージ・グリザード、キャサリン・ロスなど。アメリカでのタイトルはWrong Is Right。
配信で観る
ストーリー
ニューヨークの地方ＴＶ局ＷＴＮのレポーター兼アンカーマンのパトリック・ヘイル（ショーン・コネリー）は、世界各地に現れて、ホットニュースをキャッチすると大評判。目下のところ、彼の関心は中東某国の石油問題だ。自らカメラをかついで砂漠を取材中のパトリックの前に、女性ジャーナリストのサリー（キャサリン・ロス）が現われる。2人は砂漠の道をつっ走り、誤ってラクダを轢いた男ヘルムートに出会う。彼は武器商人だった。サリーが彼の車の座席に置いてあるトランクに気づくと、ヘルムートは顔色を変えた。サリーが彼のスキを見てガイガー・カウンターをあてると激しく反応した。それはヘルムートが、秘かに中東支配を企むテロリストのラフィークに売りつけようとしていたプルトニウムだった。彼女の後をテロリスト一味がつけ狙う。サリーの身を心配したパトリックは米大使館員ホーマーを連れ出し、彼女の行方を追う。だが、彼女は爆殺されてしまった。パトリックは取材を続け、米大統領ロックウッド（ジョージ・グリザード）、次期大統領選の候補者マロリーが、各々ヘルムートからプルトニウムを買いあげようとしている情報をつかむ。しかも、その陰にはＣＩＡ長官の巧妙な策謀が隠されていた。ヘルムートはテロリストに殺され、プルトニウムも奪われてしまった。ラフィークの魔手はロックウッドに、そしてニューヨーク、ワシントンに向けられていった。結局、すべてはＣＩＡの陰謀であったことが明らかになる。現職のハト派大統領を失脚させタカ派の次期候補マロリーを擁立するためだったのだ。
キャスト
ジョージ・グリザード
President_Lockwood
ロバート・コンラッド
General_Wombat
キャサリン・ロス
Sally_Blake
Ｇ・Ｄ・スプラドリン
Philindros
ジョン・サクソン
Homer_Hubbard
ヘンリー・シルヴァ
Rafeeq
レスリー・ニールセン
Mallory
ロバート・ウェバー
Harvey
ロザリンド・キャッシュ
Mrs._Ford
ハーディ・クリューガー
Helmut_Unger
ディーン・ストックウェル
Hacker
ロン・ムーディー
King_Awad
スタッフ
監督、脚本、製作
リチャード・ブルックス
原作
チャールズ・マッカリー
製作総指揮
アンドリュー・フォーゲルソン
撮影
フレッド・コーネカンプ
音楽
アーティ・ケーン
美術
エドワード・Ｃ・カーファグノ
美術
Karl Hueglin
録音
Gene Cantamesa
アソシエイト・プロデューサー
ジョージ・グレンヴィル
字幕
野中重雄
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- The Man with the Deadly Lens
- 製作年
- 1982年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- コロムビア映画
- 初公開日
- 1982年10月9日
- 製作会社
- ラスター作品
- ジャンル
- アクション
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
ドゥエイン・ジョンソン＆クリス・エヴァンス出演『レッド・ワン』の見どころをたっぷり紹介。
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
