フランク・シナトラ
Danny_Webson_Miller
「芸人ホテル」のアランク・シナトラと「嘘つきお嬢さん」のキャスリン・グレイソン、ピーター・ローフォード及びジミー・デューランティが主演するミュージカルもので、イソベル・レナートがジョン・マクゴワン書卸しのストーリーを脚色し、舞台から転じてミュージカルを得意としているリャード・ホーフが監督し「忘れじの歌」のロバート・ブランク撮影した1947年作品。助演者は新人グロリア・グレアム「心の旅路」のオーブリー・メイザー、新人マーシー・マクガイア及びビリー・ローイ等。
4年間の軍務を終えて、ダニー・ミラーは英国からアメリカへ帰って来た。その帰りの船出の晩、彼はジェミー・シェルクローヴという内気な青年に会った。彼は47年代目ダンステーブル公爵の孫であった。ダニーは僕の故郷ブリックリンに来れば、男らしい男にしてやると約束した。故国の土を踏んだダニーは、ブルックリン美人とブルックリン橋のために祝杯をあげた。復員事務所へ行こうと乗ったタクシーの運転手はダニーが生まれて初めて見た美人であった。女運転手であり、女教員であるアン・フィールディングは、学校もブリックリンも嫌いになっていたので機嫌が悪く、ダニーを人気のない復員事務局の前におろすと走り去ってしまった。尋ねまわった末、ダニーは学校へ着いた。彼を不良と思ったアンは大騒ぎを起こしたが用務員のニックがようやく仲直りさした。ニックはダニーが小さい、いたずら小僧だった時のことを覚えていて就職するまで用務員部屋に同居させてやることになった。アンは生徒のレオ少年が音楽の才に秀でているのを見て、熱心に仕込んでいた。彼女自身も才能ある歌手であったが、声に温かみがないといわれて落胆していた。レオも母を助けるために学校をやめねばならぬ状態であった。4人が集まってしょげている処へ、ジェミーがはるばるやって来た。彼はアンに一目ぼれをしたが、ダニーが彼女を思っていることを祭してもいた。その間も皆は歌と音楽の勉強を続けていたが、レオが母を助け世に立つ道は結局音楽の道であることが明らかとなったので4人はレオを楽界にデビューさせるために猛運動を始めた。折しもジェミーの祖父の老公爵が尋ねて来て、希望は輝き始めた。レオはブルックリンの天才少年として名を挙げジェミーとアンとは結婚した。ダニーはアンをジェミーにゆずったが、彼も本当の幸福を得た。それは英国にいる時、会った美しいブルックリン児の看護婦であった。用務員のニックが2人の仲を取りもったのだった。
Danny_Webson_Miller
Anne_Fielding
Jamie_Shellgrove
Nick_Lombardi
Nurse
Rae_Jacobi
Digby_John
Mrs._Kardos
Reo_Kardos
Johnny_O'Brien
Police_Sergeant
監督
原作
製作
撮影
音楽
歌
歌
音楽演奏
振り付け
脚色
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