「これがシネラマだ」に続いて、ルイ・デ・ロシュモンが製作したシネラマ第2作。オティス・カーニーとルイ・デ・ロシュモン3世が脚色し、ジョセフ・ブランとハリー・スクェアが撮影した。作曲はモートン・ゴールド音楽監督はジャック・シェイドリン。
ストーリー
プロローグ 2組の若い男女、スイスからアメリカ訪問に来たビアトリスとフレッドのトローラー夫妻及び帰り便で欧州に向かうベッティとジョンのマーシュ夫妻、がセント・ルイスの空港で落ち合った。これから2組の新婚旅行が交互に展開され、アルプス連峰の上空でシネラマ・スクリーンが開幕する。サンモリッツの冬期スポーツ、2連橇の滑走-サンモリッツの氷上フロア・ショウ“氷上の1日”-ラス・ヴェガスの街-アパッチ族の地方-硝子張丸天井の列車から眺めた米大陸の景色-ジャズの発生地、ニューオルリーンズの黒人の集会(パパ・セレスティンとその楽団が“タイガーラグ”を演奏する)-ニューイングランドの収穫祭-ニューハンプシャーにあるダートマス大学の学生生活-アルプス高原のスキー場-ノートルダムの大ミサ(ルクセンベルグ・ガーデンの人形劇、オペラ、“レ・アンデ・ガラン”、リドノフロア・ショウ、学生の舞踏会、ルーヴル博物館など)-スキーの祭典(スイスの古民謡“ホップ・サーサー”が合唱される)-春のパリ-パリの芸術学生による“四季の舞踏会”-連絡船から見たニューヨーク高層建築のスカイ・ライン(ここで欧州から戻ったマーシュ夫妻はトローラー夫妻と一流ホテルで落ち合い、旅について語り合う)-ニュー・ハンプシャーの夜空の花火で、シネラマ・ホリデーは幕を閉じる。
スタッフ
監督
ロバート・ベンディック
監督
フィリップ・デラシー
ナレーション
John Stuart Martin
ナレーション
Martin Weldon
製作
ルイ・ド・ロシュモン
撮影
ジョゼフ・ブラン
撮影
ハリー・スクェア
追加音楽
ヴァン・クリーヴ
音楽監督
ジャック・シェインドリン
アソシエイト・プロデューサー、脚色
オティス・カーニー
アソシエイト・プロデューサー
Borden Mace
アソシエイト・プロデューサー
Thomas Orchard
作曲
モートン・ゴールド
脚色
ルイ・デ・ロシュモンIII世
コラム・インタビュー・イベント
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作品データ
- 原題
- Cinerama Holiday
- 製作年
- 1955年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- ロビン・インターナショナル提供、東宝独占配給
- 初公開日
- 1955年12月21日
- 上映時間
- 119分
- 製作会社
- スタンリー・ワーナー・シネラマ・コーポレーション映画
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