ジョージ・シドニー
Mr._Morris_Levine
ミルトン・ハーバート・グロッパー氏とマックス・シーゲル氏との合作した舞台劇を「我れ世に誇る」「降伏」と同じくエドワード・スローマン氏が監督した映画。エドワード・ジェー・モンターニュ氏監修の下にアルフレッド・A・コーン氏が脚色しあわせて撮影台本をつくった。「法螺吹き靴屋大当り」出演のジョージ・ルイス氏、「南京豆小僧大空の巻」のパッシー・ルス・ミラー嬢、「與太成功記」のジョージ・シドニー氏、「五つの魂を持つ女」のジョン・ボールズ氏、その他エディ・フィリップス氏、ジョセフィン・ダン嬢、キャスリン・ウィリアムス嬢、エドワード・マーティンデル氏などが出演している。ちなみにこの映画は米国では「我等アメリカ人」We Americansで発表された。
アルベルティニ、シュミット、レヴィンの3人はいずれも外国からアメリカに移住して来た人々で、3人は無比の仲良しである。アルベルティニの息子ピートは、シュミットの娘サラと恋仲であったが、親達は子供達の気持ちには更に理解がなかった。レヴィンの娘ベスは室内装飾を職とし、ヘレン・ブラドリーとスタディオを同じくしていた関係上、そのスタディオでヘレンの従兄ヒューと知合いになった。ヒューはベスを家まで送り届ける庫とを申し出たが、ベスは貧しいわが家を恥じて買物に事寄せて遠廻りした。そのために彼女は遅くなってから家へ帰った。レヴィンは遅く子供が家へ帰る事を許し難いものと思っていた事とて、口論の末、ベスを家から追い出してしまう。その後、アルヴェルティニ、シュミット、レヴィンの3人は集まって子供の事について話し合った。偶々米教育普及学校の教師コーンが来合わせて、3人とも学校へ入る事を勧めた。ある夜、3人が教えを受けていると急報が来てアメリカがドイツに対し宣戦を布告した旨を知らせてきた。ピートもレヴィンの息子フィルもそれからヒューも戦に赴いた戦にフィルはヒューの急を救ったが己は返って命を落としたピートは片脚を失った。戦が終わった後、アルベルティニの一家は息子を失った悲しみに塞がれていた。しかしヒューがフィルが命の親なる事を説明して親達を説き伏した事からヒューとベスとは晴れて結ばれ、一家にも喜びは訪れるのであった。
Mr._Morris_Levine
Mrs._Levine
Phll_Levine
Beth_Levine
Hugh_Bradleigh
Mr._Schmidt
Pete_Albertini
Mr._Bradleigh
Mrs._Bradleigh
Mrs._Schmidt
Mr._Albertini
Mrs. _Albertini
Mr._Korn_teacher
Hilda_Schmidt
Helen_Bradleigh
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