孤高のメス|MOVIE WALKER PRESS
MENU

孤高のメス

2010年6月5日公開,126分
  • 上映館を探す

現役の医師である大鐘稔彦のベストセラー小説を堤真一主演で映画化したサスペンス・ドラマ。医療に真剣に取り組む医師の姿を、地方医療問題や臓器移植といった現実的な問題を交えながら描く。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

出世よりも身近な患者を1人でも多く救いたいとの思いから、さざなみ市民病院に赴任した当麻。だが、そんな彼の姿を疎ましく思う者もいた。ある日、市長が肝臓ガンで倒れ、法律では認められていない脳死肝移植手術を決行しようとする。

作品データ

原題
A Lone Scalpel
製作年
2010年
製作国
日本
配給
東映
上映時間
126分

[c]2010「孤高のメス」製作委員会 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.1
  • mentaico00

    4
    2014/12/23

    映画を観てとても良かったので、原作の小説(全6巻)を読んだ。んで、またテレビで放送されてた映画をまた観た。やはりとても良い映画だと思いました。
    映画では、2時間前後におさめるために、小説とは役柄の設定を大胆にかえているのも、映画の中でちゃんと辻褄があっているので、全く気になりませんでした。というより、むしろ、当麻医師が病院に来てからのエピソード、そしてそれによる周りに与えた影響を、オペ担当看護婦目線で描いたおかげで、より実感できるものになっていたと思います。この映画、小説は、「孤高のメス」とというタイトルですけど、本当に「孤高」なのはメスではなく「志」だなと思いました。「志」が周りを変えていくそれがまぶしくて感動したのかなと思います。
    あと余談ですけど、この映画観て最初設定が理解できにくい部分がありました。なぜかなと思っていたのですが、ようやくわかりました。主な役どころの医師、教師、政治家がみな「先生」だからだ。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • ns_hind

    5
    2012/2/28

    淡々と単純作業のように手術を進めていく様が斬新でした。漫画やドラマにありがちな超人的なスーパードクターではなく、普通の人間である天才外科医のドラマが描かれています。

    堤真一さん、夏川結衣さんはじめとする役者さん達の演技も素晴らしかったと思います。

    感動できます。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • ほし★ママ。

    5
    2012/1/8

    スーツケースをひとつ携えて
    さざなみ市民病院に現れた時から
    エンディング(いや、多分今この時でも)
    当麻医師は全く変る事はありません。

    ただ、目の前に現れる病気の人と
    医師として向き合い、最善の処置を施すだけ。
    例えそれが、倫理に反する事であっても・・・

    ずっと自然体で、変らない当麻医師ですが
    周りに居るものたちをどんどん変えてゆきます。
    その様子が手に取るようにわかる演出が好きです。
    夏川結衣さん演じるオペ看浪子が変ります。
    若手医師の青木(吉沢悠さん)もかわります。
    しまいには、町を変える原動力にまで、なってゆくのです。

    町工場のおやじ、営業マン、元プロ野球選手
    新聞記者、高校教師…そして軍鶏(!?)
    堤真一さんは、大好きな役者さん。
    色んな役になりきってる姿を拝見してきましたが
    ずっと思っていたのが「外科医」が似合うという事。

    数年前、母が大病をしまして手術を受けました。
    オペの時間は10時間。
    しかもその月、母の他におふたりも同様に・・・
    執刀医は、2日後に東北の学会に出かけられ
    担当医は、休日返上で三人のベッドを廻ってくれました。
    その時、家族とも話したのは
    頭脳明晰で手先が器用なのは、もちろんの事
    外科医は超一流のアスリート並の
    体力と精神力を兼ね備えていないと
    やれない仕事だ、という事でした。

    堤さんは、今回も素晴らしい演技で
    私のイメージする外科医にピッタリでした。

    それに反して、生瀬さん。
    生瀬さんも、大好きな俳優さんなのですが
    今回の役はどうでしょう!?
    唯一ワルに徹して、見事に演じてらっしゃるんだけど
    どうにも「いいひと」「おちゃらけ」のイメージが強すぎて~

    とは、言うものの
    余貴美子さんはじめ、柄本さん、松重さん…と
    素晴らしい俳優さんが顔を揃えている上に
    重いテーマの中に、気持ちが軽くなる笑えるシーンも盛り込まれ
    江本さんの薔薇のパジャマが可愛かったし・・・♪
    エンディングの子どもたちの歌もステキだったし・・・♪
    やっぱりこの作品は、大好きです。

    ~・~・~・~・~

    大きなテーマ、臓器移植に関しての私のスタンスは
    『僕の初恋を~』の時と変る事はなく
    肉親の脳死を死と認められるかの自信は
    今回も持つ事は、できませんでした。
    でも、武井先生の素晴らしい決断には拍手を送ります。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告