デイル・ロバートソン
Caleb
アラン・カウフマンとマックス・グランドバードの共同脚本をポール・ランドレスが監督した西部活劇。撮影監督は「真昼の決闘」のフロイド・クロスビー、音楽はアーヴィング・ガーツ。主演は「決闘者」のデール・ロバートソン、「赤い矢」のブライアン・キース、「純愛」のロザンナ・ローリー、ウェスタン歌手のディック・コールマン。
時は19世紀の末。所はカンサス州の小さな町ゴールドリッジ。保安官のケーレブ(デール・ロバートソン)は恋人マリア(ロザンナ・ローリー)との結婚を夢みて、平穏な日々を送っていた。ある日、ケーレブが町はずれで、町へ入ろうとしている4人のならず者に出会った。頭のハピー(ブライアン・キース)以下いずれも六尺豊かな大男揃いで名だたる兇状持ちだった。ケーレブは4人に即刻、町から立ち去ることを命じた。ケーレブが町にもどると、保安官補のベアがバーで泥酔して暴れていた。このため、町では参事会を開き、2人を罷免した。後任にはバートが選ばれた。そこへ駅馬車道が妨害されたとの報告が入った。もちろんハピーらの仕業で、彼らは保安官を町外れに誘い出して、そのすきに町になだれ込み、町を支配してしまった。町の中をわが者顔に、乱暴をして歩く4人を、すでに保安官を罷免されたケーレブは、なんの手出しをすることも出来なかった。4人はマリアの小間物屋にも来て、品物をうばっていった。そこへもどって来たバートが、ハピーらを説得にかかったが、てんで受けつけなかった。ケーレブはバートと保安官事務所へ引き揚げ、応戦態勢を整えた。4人は銀行を襲って高飛びする手筈だった。ここに至って、町の参事会員たちは、ケーレブを罷免したのは、間違いであったことを認めた。そこでケーレブはベアを呼び寄せた。2人は白昼の大通りのならず者を迎え撃った。2対4の凄絶な決闘。ケーレブとベアは、まず子分の3人を血祭りにあげた。残るハピーは、ケーレブとの一騎打ちの末射ちとった。かくてゴールドリッジは再び平穏な町にかえった。ケーレブは、また保安官に復職し、晴れてマリアと決婚することが出来た。
Caleb
Happy
Maria
Smiley
Walt
Nels
Stan
Bear
Bert
Oscar
Rudy
Tom
監督
脚本
脚本
指揮、作曲
製作
撮影
歌、主題曲
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