ステファノ・パラッチ
エジプト国王
2003年、スペイン・リセウ大劇場で上演されたヴェルディ作曲のオペラ公演を映像化。恋人と祖国への忠誠のあいだで揺れるエジプト軍将校の運命と、愛の行方を描く。指揮者は、ミゲル・アンヘル・ゴメス=マルティネス。演出は、ホセ・アントニオ・グティエレス。出演は、ダニエラ・デッシー、ファビオ・アルミリアート。
アイーダ(ダニエラ・デッシー)はエチオピアの女王だったが、今は身分を隠しエジプトの奴隷として、王女・アムネリス(エリザベッタ・フィオリッオ)に仕えている。アイーダは、エジプトの将校・ラダメス(ファビオ・アルミリアート)と愛し合っていた。そんなある日、エジプト軍がエチオピアとの戦いに勝利する。エジプト軍は捕虜を連れて、凱旋帰国する。その捕虜のなかに、アイーダの父であるエチオピアの国王・アモナズロ(ファン・ポンス)がいた。アモナズロは、ラダメスからエジプト軍の秘密を聞き出すよう、アイーダに命じる。アイーダは、ラダメスとの将来のために、父の命令に従う。ラダメスは、そんなアイーダへの愛と、祖国への忠誠のあいだで揺れ動く。
エジプト国王
アムネリス
アイーダ
ラダメス
ランフィス
アモナズロ
伝令
巫女
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