広木健太
ボリ
ぴあフィルムフェスティバル、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭などで注目を浴びた「日が暮れても彼女と歩いてた」の高柳元気監督が贈る青春映画。北関東の地方都市で、下らないことと真面目に葛藤する4人の幼なじみの日常を描く。新人俳優たちを中心に、ロックバンド“the swiss porno”の秋元唯などが出演。
東京の少し北、北関東の平凡な地方都市。何もない街で、ボリ(広木健太)は一緒に驚き、笑い合える仲間たちと日々を過ごしてた。リーゼント頭で爆音のバイクを乗り回し、緊張すると放屁してしまうマー君(秋元唯)。“面倒くせぇ”が口癖で、モメ事があるとすぐにいなくなってしまうタケちゃん(塩入拓也)。いつもヘラヘラしていて、何かにつけ“サーっ!”と敬礼するオッキ(須藤啓一)。共通するのは、映画「トップガン」が大好きなのと、中卒だということ。そして“マジ!?”という口癖。幼なじみの4人はいつもボリの家に入り浸り、下らない事で真面目に葛藤していた。ある日、ボリは橋の上で女子高生のカンナ(坂本けこ美)に告白するが、中卒を理由にあっさりふられてしまう。カンナへの復讐心に燃えるボリは、仲間とともに深夜の女子校に忍び込み、いたずらを仕掛ける。次の日、大混乱のはずの女子校を偵察に行ったオッキが戻ってくる。だが、なぜかその報告は“合コンが決まりました”。中学時代のクラスメートに偶然遭遇し、意気投合したというのだ。復讐のことなど一瞬にして忘れ、合コン決定に意気込むボリ達だったが……。合コンで出会ったカオリちゃんのはにかんだ笑顔に、経験数1000人切りのバットボーイズへのジェラシー、そして崇拝するAV女優の謎の自殺…。どうしようもない事が次々起こり、“マジ!?”の連呼が繰り返される……。
ボリ
マークン
カンナ
監督、脚本、製作、編集
原案
製作
撮影監督
製作
美術
スタイリスト
照明
録音
録音
助監督
助監督
助監督
助監督
整音
スチール
スクリプター
題字
題字
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