水兵がんばれ
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水兵がんばれ

1934年公開
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「歓呼の夜」と同じくカート・ニューマンが監督し、チャールズ・ステューマーが撮影に当たったチェスター・モリス主演映画で、ドア・シャーリーとルイス・R・フォスターが共作し、「胡蝶となるまで」のジョン・ミーハンが脚色している。助演者は「宿命の窓」「スター悩殺」のメイ・クラーク、舞台俳優兼劇作家たるフランク・クレイヴィンを始め、「土曜日の大観衆」のアンディ・デヴァイン、「妾の弱点」のアイリーン・ウェーア、ラス・ブラウン、ジョン・ウォーバートン等である。

ストーリー

艦隊入港ーマイクも休暇を得て同僚と一緒に久方ぶりの陸の散歩を楽しんだ。丁度この頃アレックスと共の恋人パットは浮き船の方に泳ぎ出ていたが、パットが溺れて盛んに助けを求め出した。これを見るやマイクは海中に飛び込んでパットを救ったのであった。その日の夕刊には写真と共にパットが女ながらも2000万ドルの財産の相続人であるという記事が掲載されてあった。これを知るやマイクはパットの宅へ乗り込んだが、おりしも彼女の友人の誕生日のお祝いの最中で、マイクはその粗暴な振る舞いのため、アレックスに殴り倒された。パットは彼を艦に送り返そうと思って、自動車で彼を送ったが、その車の中でマイクは海軍をやめて買業界に入りたいと願った。パットの紹介で彼女の伯父の会社に入ったが彼に与えられた仕事というのは単なる「使い歩き」に過ぎなかった。パットは彼を「一人前の男に仕上げる」と言ってアレックスと賭をしたのであった。マイクはパットの生活を見てその様式を改めるように命令したのでパットはすっかり怒って姿を消してしまった。悲観したマイクは日夜酒に酔いしれていたがたまたまパットの居所を知り、その山上のキャンプへ急行したのであった。丁度その時アレックスとパットの婚約が発表されたがマイクはその席上へどなり込んでアレックスを倒し、己は自動車で疾走し去ったが大木に衝突して重傷を負ったのであった。しかしパットに救われて手当てを施されて意識が戻ったマイクは自分の無謀をさとり、ひそかにその室を立ち去ったのであった。マイクが居なくなったのを知り、パットは彼を追いかけて、初めてパットもおのれの生活の不純さを知り同時にマイクの男らしさに魅せられて、マイクに愛を打ちあけたのであった。

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作品データ

原題
Let's Take It Over
製作年
1934年
製作国
アメリカ
配給
大日本ユニヴァーサル社輸入
初公開日
1934年
製作会社
ユニヴァーサル映画


[c]キネマ旬報社