毬谷友子
宮城野
写楽殺しの罪で処刑されようとする女郎の命を賭けた「情」と「業」を描くドラマ。矢代静一作の舞台劇を映画化。監督は、「夢二人形」が日本人最年少でカンヌ国際映画祭に正式出品された山崎達璽。出演は舞台版でも主演している毬谷友子と片岡愛之助。スタンダード版(77分)に、「写楽の謎」というミステリー要素を強調し、片岡愛之助演じる矢太郎にも焦点を当てたディレクターズ・カット版。2008年10月に開催された「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」で特別上映された。
寛政六年。江戸の処刑場では宮城野と言う名の女郎が処刑されようとしていた。その罪状は、当代随一の天才浮世絵師である“東州斎写楽”の殺人罪だった。宮城野には矢太郎という馴染客がいた。矢太郎は写楽の弟子の「偽絵師」だった。ある日宮城野は、訪れた矢太郎が師の写楽を殺してきたらしいことを察するが……。
監督
脚本
原作
エグゼクティブ
撮影
音楽
美術
照明
録音
助監督
チーフプロデューサー
ゼネラルプロデューサー
プロデューサー
女流義太夫
女流義太夫
振付・所作指導
三味線指導
[c]キネマ旬報社