ウィノナ・ライダー
Gemma
多感な10代の少女の悩みを通じて家族の絆を描く。製作・監督はダニエル・ペトリー、エグゼクティブ・プロデューサーはチャールズ・ハイドとジェーン・アレクサンダー、原作・脚本はアラン・ハインズ、撮影はヤセク・ラスカス、音楽はブルース・ブロートン、編集はブルース・グリーン、美術はジャン・スコットが担当。出演はウィノーナ・ライダー、ロブ・ロウほか。
ジェマ(ウィノーナ・ライダー)は、テキサスの小さな田舎町に気難しい祖父ポップ(ジェィソン・ロバーズ)とふたりで暮らしているティーン・エイジャーの女の子。母のホアネル(ジェーン・アレクサンダー)は、ジェマが生まれるとすぐポップと喧嘩して家を捨て街へ出てしまったが、ある日、ジェマの前に派手な化粧をしたホアネルが、彼女を連れ出そうとやって来た。がジェマは祖父のもとに残ると言い張り、諦めたホアネルは、街での連絡先を書いたメモを渡して去った。しかし、都会に憧れを抱いていたジェマは、ささいな事でポップと衝突して長距離バスに乗る。恋人のフランク(グッチ・クック)と一緒にガソリンスタンドの上に住むホアネルは、美容師として働いており、母と一緒に過ごすうちに、ジェマも、大人の世界を覚えていった。そんな頃、ジェマは年上の青年ローリー(ロブ・ロウ)と恋に落ちる。彼は、知的障害の青年で、言葉をうまく発することもできなかったが、ジェマは彼の弾くヴァイオリンの音が好きだった。しかしホアネルとフランクの新しいビジネスの夢が、友人に全財産を騙し取られるといった形で裏切られ、それをきっかけにジェマの出生の秘密が明らかにされた。ショックを受けた彼女は都会の生活に失望を抱き、祖父の家に帰る決心をするのだった。
Gemma
Rory
Dillard (Pop)
Juanell
Gwen
Frank
Beecham
監督、製作
脚本、原作
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
美術
編集
字幕
[c]キネマ旬報社