インディペンデント映画の製作と上映に強くこだわり、実践を続けてきた「行旅死亡人」の井土紀州監督作。ホームヘルパーの女性3人組が介護する老人の身に起こった事態から、ある大きな事件に巻き込まれてゆく。2010年11月13日より渋谷・ユーロスペースにて開催された「映画一揆 井土紀州2010」にて上映。
ストーリー
おっちょこちょいでお金にルーズな朝子(ほたる)、クールでどこか陰のある霞、そして能天気で生意気な千春。ホームヘルパーとして働く3人がわいわい、いつものように賑やかに仕事をしていると、担当する熊谷老人からお金を振りこんできてくれないかと頼まれる。一人暮らしで足が不自由な熊谷老人に代わって、朝子がお使いに出かけると、街で友人と出会う。借りっぱなしのお金を返してほしいと迫られた朝子は、思わず預かっていたお金を使ってしまう。失敗を謝る朝子に、熊谷老人は怒るでもなく、悲しそうにあのお金の「使い道」を話し出す。やがて熊谷老人の悲しい過去が明かされ、事態は思わぬ方向へと動き出すのだった……。
スタッフ
監督、脚本
井土紀州
脚本
今村修邦
脚本、助監督
川口陽一
脚本、整音
黒須健
脚本、編集、制作
佐野真規
脚本
清水裕紀子
脚本、編集
谷脇邦彦
脚本、制作
冨永威允
脚本
内藤瑛亮
脚本
西出美紀
脚本
松久育紀
脚本、編集
山形哲生
撮影
木暮洋輔
音楽監督、作曲
平山準人
メイク
増田加奈
照明
高井大樹
録音
臼井勝
制作管理・進行
山口博之
制作管理・進行
市沢真吾
協力プロデューサー
吉岡文平
作曲
松下安希
編曲
中村裕之
制作応援
桑原広考
車両応援
秋吉正人
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 2009年
- 製作国
- 日本
- 配給
- 映画一揆実行委員会
- 初公開日
- 2010年11月27日
- 上映時間
- 50分
- 製作会社
- 映画美学校(制作協力 スピリチュアル・ムービーズ)
[c]キネマ旬報社