キャッチボール×3:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
キャッチボール×3
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キャッチボール×3

2010年11月10日公開、75分
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家族関係に悩んでいた男が偶然に知った「市民三角ベース大会」への参加を決めたことにより「家族」「地域」「友達」とのコミュニケーションを再確認していくヒューマンストーリー。監督は近藤玄隆。狂言師・和泉元彌が実姉・和泉淳子と夫婦役で出演。オムニバスムービーシリーズ「TWILIGHT FILE VII」の1本として上映。

ストーリー

塾講師である風間亮(和泉元彌)。亮の娘・楓(鈴木夢巴)は父や教育に熱心すぎる母・里奈(和泉淳子)からの中学受験に対するプレッシャーに耐えきれず反発していた。家族関係に悩んでいたある日、亮は偶然「市民三角ベース大会」のポスターを張っている佐伯小夜(山本博子)に出会う。何かのキッカケが欲しかった亮は、“三角ベース普及活動”が、「家族」「地域」「友達」の『3つのコミュニケーションの機会を増やす事を目的としている』との話しを聞き、関心を示すと共に、里奈の反対を押し切り、楓と練習に参加することに……。その週末、練習に参加してみると普及活動のリーダーである高林武雄(黒田アーサー)と出会い、他には元甲子園球児の岡田昭三(野村将希)や孫の真美(和泉慶子)、ガーナ人のコフィ・ボンバ(サミュエル・ポップ)親子をはじめ多くの参加者が集まっていた。亮と楓は彼らとの交流を通じて三角ベースの魅力を知り、小夜と一緒に「習志野フューチャースターズ」と名付けたチームで三角ベース大会への参加を決めた。優勝を目標に三角ベース大会に参加をすることで少しずつうまくいきかけていた亮と楓だが、三角ベースに非協力的な里奈の存在やライバルチーム「大久保チャンピオンズ」の出現により、楓をはじめとするチームメイトもモチベーションが下がってしまう。「チャンピオンズ」には、野球経験者が豊富に揃い、未経験者といえば川上英明(大塚公祐)の彼女である田島ゆり(浜田翔子)と小学生の女の子の2人くらいだった。フューチャースターズの子どもたちは目標を見失い、仲間割れがはじまり、チームとしてまとまらなくなっていった。それでも、亮と小夜の熱心な励ましにより次第に子供たちは三角ベース大会に参加する意味を少しずつ理解するようになっていく。大会当日、チームは他のチームに比べ一段と結束力を増し順調に勝ち進んでいく。そして、いよいよ決勝戦、因縁のライバルチーム・チャンピオンズとの対戦を迎えることに……。

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作品データ

製作年
2010年
製作国
日本
配給
MIRAI
初公開日
2010年11月10日
上映時間
75分
製作会社
ミライアクターズプロモーション(制作協力 スタジオデコレーション)


[c]キネマ旬報社