役所広司
イガミコウサク
作家・井上靖が自身と家族との実話をベースにつづった自伝的小説を役所広司主演で映画化した家族ドラマ。幼少期の出来事により母親との間に大きな溝を抱える中年作家と、年老いて記憶もあいまいな母親との関係を中心に、家族の深い絆が描かれる。母親役の樹木希林、主人公の娘役の宮崎あおいなど、実力派の共演が物語を盛りたてる。
作家の伊上は幼少期に兄妹の中でただ1人、両親と離れて育てられたことから、母親・八重に捨てられたと思い、以来ずっと距離を置いてきた。だが、父親が亡くなり、長男の伊上は八重と向き合うことに。年を重ね、物忘れの激しくなった母親と過去の出来事で言い争いが絶えないようになるも、八重には決して忘れられないことがあった。
イガミコウサク
イガミヤエ
イガミコトコ
イガミハヤト
イガミクワコ
イガミシガコ
イガミクニコ
イガミノリコ
セガワ
サダヨ
イガミミツ
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