2005年に34歳の若さで夭逝した女優・林由美香の姿を追ったドキュメンタリー。由美香の元恋人だった平野勝之監督が、過去の記録と新たに撮影した映像を再構成。愛する人の死と向き合う監督の姿が鋭く胸に突き刺さる。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの庵野秀明が初めて実写作品のプロデュースを務めたことでも話題の一本だ。
ストーリー
出演作が200本を超える伝説的な女優・林由美香。1996年当時、由美香と恋人関係にあった平野勝之監督は彼女と北海道までの自転車旅行を敢行。その行程を記録した映画『由美香』を作り上げる。その後、彼女は2005年に急逝。その死という現実に直面し喪失感に苦しんでいた平野は、再びカメラを手に取り、由美香と向き合おうとする。
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