スパイクス・ギャング:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
スパイクス・ギャング
スパイクス・ギャング
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スパイクス・ギャング

1975年5月24日公開、西部劇
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流れ者の老銀行ギャングと三人の少年の愛情と憎しみを描く西部劇。制作はウォルター・ミリッシュ、監督は「ラスト・ラン」のリチャード・フライシャー、脚本はアーヴィング・ラヴェッチとハリエット・フランク・ジュニア、撮影はブライアン・ウェスト、音楽はフレッド・カーリンが各々担当。出演はリー・マーヴィン、ゲイリー・グラムス、ロン・ハワード、チャーリー・マーティン・スミス、アーサー・ハニカット、ノア・ベリイ、マーク・スミスなど。

ストーリー

ハリー・スパイクス(リー・マーヴィン)は老いた銀行強盗だ。彼の首には千ドルの懸賞金がかけられていた。逃走中に馬を失ったスパイクスは、ウイル(ゲイリー・グライムス)、レス(ロン・ハワード)、トッド(チャーリー・マーティン・スミス)の3人の若者に助けられてメキシコに向かった。このことを知ったウイルの父親は怒り、ウィルを殴りツケた。父親の仕打ちに嫌気がさしたウイルは、レスとトッドと共に新しい生活を求めて家を出た。だがどこにも職はなく、生活に困った3人は銀行強盗をやったがうまくいかず、1人の男を射殺して命からがら逃走した。リオ・グランデ河を渡ってピードラス・ネグラスの小さな町に落ちついたが、面倒をおこして刑務所にぶち込まれてしまう。だが運良く町に居合わせたスパイクスの計らいで3人は出所し、彼に仲間になった。そして、トッドが誤って殺した男は上院議員だったこと、また3人の首にはそれぞれ千五百ドルの懸賞金がかかっていることを知り、驚くのであった。そんな4人の最初の仕事はテキサス州境にあるウバルデのキャトルマンズ銀行を襲うことだった。悪党キッド(アーサー・ハニカット)が仲間に入れてくれといってきたがスパイクスは断った。執拗にからむキッドは、トッドに向かって発砲しようとしたが、一瞬早くウイルがキッドを倒した。今やウイルは立派なガン・マンに成長していた。一行は計画通り銀行を襲撃したが罠が仕掛けられていた。必死の逃亡の末、トッドが瀕死の重傷を負った。そのトッドの処置をめぐってスパイクスとウイルが衝突した。結局スパイクスは3人から離れ、ウイルは死んだトッドの願いで彼の家族に手紙を渡すために帰郷することになった。数週間後、ウイルはレスに会うためにピードラス・ネグラスに戻ってきた。しかしレスは賞金稼ぎの男たちとスパイクスに射たれ重傷を負っていた。ウイルの腕の中でレスは息絶えた。彼はスパイクスに会い、なぜレスを射ったかと難じた。スパイクスは、上院議員を殺した男を捕えれば全ての罪状を水に流すと州知事が約束してくれたと答えるのだった。スパイクスの手が拳銃にかかった。轟音と共に倒れたのはスパイクスだった。しかし、ウイルもスパイクスに撃たれていた。ウイルは、故郷の父や、死んでいったトッドとレスを想い浮かべながら息を引きとった。

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作品データ

原題
The Spikes Gang
製作年
1973年
製作国
アメリカ
配給
ユナイト映画
初公開日
1975年5月24日
製作会社
ウォルターミリッシュ・プロ
ジャンル
西部劇


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