監督、脚本、デザイン、編集、アニメーション
山村浩二
19世紀に、疾走する馬の姿を初めて連続写真で捉えたエドワード・マイブリッジ。その生涯とある母娘の姿を対比させて、時間について考察する短編アニメーション。「頭山」でアカデミー賞短編アニメ部門にノミネートされた山村浩二監督が、アニメーションの製作拠点として世界的に知られるカナダ国立映画局と共同制作した。
ストーリー
1878年に馬のギャロップの連続動作を撮影することに成功した写真家エドワード・マイブリッジと、母と娘の情景。二つの世界の対比によって“時間”を思念する。カリフォルニアと東京、19世紀と21世紀を往き交いながら、マイブリッジの波乱に満ちた人生に焦点を当て、一方では母親のシュールな白日夢を紡ぐ。それは、人生の過ぎ去る一瞬をとらえたい、幸福の瞬間を凍結したいという、人間の飽くなき欲望を探る私的な対位法である。
スタッフ
エグゼクティブプロデューサー
デヴィッド・ヴェロール
エグゼクティブプロデューサー
斉藤健治
エグゼクティブプロデューサー、プロデューサー
塩田周三
オリジナル音楽
ノーマン・ロジェ
オリジナル音楽
ピエール・イブ・ドラポー
オリジナル音楽
ドゥニ・シャルラン
音楽
Ｊ・Ｓ・バッハ
プロデューサー
マイケル・フクシマ
プロデューサー
土橋圭介
