ラミン・カリムルー
オペラ座の怪人
「エビータ」のアンドリュー・ロイド・ウェバー作曲の人気ミュージカル上演25周年を記念して、2011年10月、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われる公演を映像化。ロマンチックな音楽に彩られた究極のラブストーリーを、記念公演のために用意された舞台セットや特殊効果など、絢爛豪華な演出で描く。
19世紀中頃のパリ・オペラ座では、“オペラ座の怪人”の仕業とされる奇怪な事件が発生し、人々を震撼させていた。オペラ座の地下深くに住んでいた怪人(ラミン・カリムルー)は、醜く歪んだ顔を仮面に隠していた。コーラスガールのクリスティーヌ(シエラ・ボーゲス)に心を寄せた怪人は、“音楽の天使”として夜ごと彼女に近づき、歌を教える。怪人はクリスティーヌをプリマドンナに仕立て上げ、自分の音楽を歌わせようと考えていた。しかしクリスティーヌは、幼なじみのラウル子爵と再会する。クリスティーヌと子爵が愛し合うようになったことを知った怪人は、嫉妬に狂う。