ニコラ・バーリー
カーリー
ストリートダンス選手権で優勝を目指すダンサーたちの挑戦を描くイギリス発のダンスムービー。監督は本作が劇映画デビューとなるマックス・ギワとダニア・パスキーニ。出演は、イギリス期待の若手女優ニコラ・バーリー、映画初出演となるダンサーのリチャード・ウィンザー、「わたしを離さないで」のシャーロット・ランプリング。本国では3D上映された。
ストリートダンサーのカーリー(ニコラ・バーリー)は、恋人のジェイ(ウクウェリ・ローチ)が率いるチーム“ジェイ20”のメンバーとして、UKストリートダンス選手権優勝を目指していた。ところが決勝進出を勝ち取ったその日にジェイが突然チームを離脱、カーリーの元を去ってしまう。新しくリーダーになったカーリーは、途方にくれる仲間たちをなんとか勝利に導こうと奮闘するが、稽古場を失うなどトラブルが続発。チームは分裂の危機を迎えてしまう。そんな中、カーリーと仲間たちのパワーとテクニックに目をつけたバレエ学校の女性教師ヘレナ(シャーロット・ランプリング)が、バレエ学校の豪華なスタジオを提供すると申し出る。ただし、教え子のバレエダンサーたちをチームに入れることが条件だった。ヘレナはロイヤル・バレエ団のオーディションを控えた若き教え子たちに、カーリーたちストリートダンサーの情熱が伝播することを心ひそかに願っていたのだ。しかし同じダンスとはいえ、ストリートダンスとバレエはタイプがまったく違う。ダンサーたちの対立は、いわば異文化同士の衝突だった。長年にわたって伝統的な訓練を受けてきたバレエ学校の生徒たちがだらしない印象のストリートダンスに恐れをなす一方、カーリーたちも頑なによそよそしい態度をとり続けるバレエ軍団にうんざりしていた。なかなか埋まらない溝にくじけそうになるカーリーだったが、バレエダンサーたちと一緒にクラブに出かけてダンスバトルに挑んだり、ヘレナの案内で初めてのバレエに触れたりするうちに、彼女の中に新しい何かが芽生えていく。チームは徐々に互いをリスペクトしはじめ、カーリーもハンサムなバレエダンサーのトマス(リチャード・ウィンザー)に魅かれはじめていた。やがて、新チーム“ブレイキング・ポイント”は、ストリートダンス選手権の決勝とロイヤル・バレエ団のオーディションを目前に控え、新たな挑戦に臨むのだった……。
カーリー
トマス
ジェイ
エディー
アーロンのチーム
フローレス
ヘレナ
フレッド
マダム・フルーリー
ハーディング氏
ショーナ
ブギー
マック
ゲイブ
クロエ
ベックス
イザベラ
ジャスティン
エイミー
フランキー
ステフ
ブルック
マイケル
監督
監督
脚本
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
撮影
美術
編集
衣裳デザイン
ヘアメイク
助監督
キャスティング
振り付け
振り付け
振り付け
制作
[c]Streetdance Distribution Limited / UK Film Council / BBC 2010
[c]キネマ旬報社