監督、企画
60歳以上のシニア層で構成される大阪の市民劇団『すずしろ』が、数々の難問を乗り越えながらブロードウェイに挑戦する姿を、笑いと涙を交えて記録したドキュメンタリー。様々な経歴を持つ人々が夢に向かって挑戦する姿は、見る者に生きる勇気と感動を与える。監督は、富良野塾出身で同劇団の指導者として活動する倉田操。
ストーリー
大阪府箕面市のアマチュア劇団『すずしろ』。2004年10月、箕面市立中央生涯学習センターの市民企画講座“60歳からの演劇入門”をきっかけに発足した、アマチュアのシニア劇団である。創立者は、40歳の時に参加した市民演劇の初舞台で女優に目覚めたという主婦の秋田啓子さん。役者歴26年の彼女を始め、団員は60才から84才までのシニア劇団。経歴も、元日本語教師、病院勤務、会社員、主婦など様々。そんな彼らが、“どうせやるならブロードウェイへ!”との提案を受けて、夢中になれるものを求めて本場ニューヨークの舞台に大挑戦!!病気や介護などそれぞれの事情を抱える一方、英語、資金の問題まで山積みの難問を一つ一つクリアして、シニア劇団『すずしろ』がブロードウェイに挑戦する。