在日コリアン3世のプロサッカー選手、鄭大世(チョン・テセ)の姿を約3年半に渡って追いかけたドキュメンタリー。ナレーションを入れず、彼の言葉からアイデンティティにまつわる深い葛藤などが明らかにされる。監督は本作の前作となるテレビ向けドキュメンタリー『祖国の選択』で鄭大世と李忠成という2人のサッカー選手に迫った姜成明。
ストーリー
在日韓国人の父を持ちながら、朝鮮学校で教育を受けたため、祖国を北朝鮮に選んだ鄭大世。Jリーグのチームで経験を積んだ彼は、北朝鮮代表として、2010年W杯南アフリカ大会に出場。ブラジルやポルトガルといった強豪との試合の中でさまざまな体験を重ねる。そして2011年、W杯ブラジル大会アジア大会3次予選で日本代表と激突する。
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作品データ
- 製作年
- 2011年
- 製作国
- 日本
- 配給
- アークエンタテインメント
- 初公開日
- 2011年11月26日
- 上映時間
- 85分
- 製作会社
- 「TESE」製作委員会(東京さくら印刷 =ロード・トゥ・シャングリラ=エイチ・ケイ・リミテッド
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]2011「TESE」製作委員会
[c]キネマ旬報社