イザベラ・ロッセリーニ
メアリー
結婚30年を経て、孫も生まれた夫婦が60歳を前に立ち止まって人生を見つめ直す姿をほろ苦く描いたドラマ。出演は「ブルーベルベット」のイザベラ・ロッセリーニ、「ロビン・フッド」のウィリアム・ハート。ギリシアの名匠コスタ=ガヴラスを父に持つ「ぜんぶ、フィデルのせい」のジュリー・ガヴラス監督の長編第2作。
イギリス人の母とイタリア人の父を持つメアリー(イザベラ・ロッセリーニ)は、建築家として世界的な名声を得ている夫アダム(ウィリアム・ハート)と、ロンドンで30年に及ぶ結婚生活を送ってきた。3人の子供たちはすでに独立、孫にも恵まれたメアリーだったが、突然襲った“記憶の空白”をきっかけに夫婦の老後を考え始めたところ、ふと疑問が心に湧いてくる。“私の人生って何?”高級ブランドのドレスを身に纏い、ゴージャスに着飾っても、なぜか気分は晴れない。若くて美しい娘たちと自分をついつい見比べてしまう。そんな社会からの疎外感にとらわれたメアリーに対して、アダムは若いスタッフとの新プロジェクトに新たな情熱を燃やしていた。これまで円満だった夫婦仲が、次第にギクシャクしてゆく。果たしてメアリーはもう一度、女性として大輪の花を咲かせることができるのだろうか……?そして、夫婦は離別の危機を回避することができるのか……?
メアリー
アダム
ノラ
ジュリア
ジェイムズ
マヤ
ベンジャミン
レオ
ピーター
シャーロット
リチャード
監督、脚本
脚本
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
美術
編集
衣裳デザイン
音響
音響
プロデューサー
プロデューサー
字幕
[c]2010 Gaumont - Les Films du Worso - Late Bloomers Ltd
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