ジョージ・ルーカス監督によるSF映画の金字塔『スター・ウォーズ』をめぐる熱狂的ファンの対立を追ったドキュメンタリー。
ストーリー
ある者には尊敬される一方、ある者には悪魔視されてしまうジョージ・ルーカス。彼は間違いなく、映画史上、最も情熱的な議論の的となり、数多くの中傷に晒された映画監督の一人だ。しかし、「スター・ウォーズ」のファンは、なぜそこまで、スペシャルエディションのリリースを非難し、新3部作には背を向けてしまったのか。ユーチューブ世代に捧げられたファン参加型の本作は、「スター・ウォーズ」の神秘性を語る上で不可欠となっている数々の議論を調べ上げ、ジョージ・ルーカスの残した文化的遺産をファンの目を通して紐解くユニークなドキュメンタリー作品である。映画史上最も人気のあるシリーズ作品を巡り、従来のシステムに果敢に戦いを挑み、映画業界に革命をもたらし、文化的論争を巻き起こした、マスメディア史上最も権威と影響力を持つ映画制作者について疑問を投げかけていく。撮影期間は約3年、3つの大陸にまたがり、総移動距離10万キロ以上、126回ものインタビューに加え、ブラジル、ポーランド、ドイツ、スペイン、カナダ、メキシコ、オーストラリア、スウェーデン、フランス、日本、南極など、世界各地のファンから、634時間分の膨大な素材が届けられた。総データ量は14テラバイト。編集作業は数ヵ月にも及ぶものとなり、数千通のEメールと3通の殺害予告の後に本作は完成した……。
スタッフ
監督、脚本
アレクサンドル・O・フィリップ
製作、撮影監督
ロバート・ミュラトール
製作
ヴァネッサ・フィリップ
製作
ケリー・ディーグナン・ロイ
音楽
ジョン・ヘーゲル
編集
チャド・ハーシュバーガー
製作補
ギャビン・ハンフリーズ
プロデューサー