ロザベル・ラウレンティ・セラーズ
アンネ・フランク
『アンネの日記』のアンネ・フランクの親友が語るノンフィクションを映画化。アンネの壮絶な最期を描くヒューマンドラマ。監督は、「タワーオブ・タイタンズ」のアルベルト・ネグリン。出演は、「ココ・シャネル」のロザベル・ラウレンティ・セラーズ、「炎の戦線 エル・アラメイン」のエミリオ・ソルフリッツィ。
1935年、アムステルダム。小学生のユダヤ人少女アンネ・フランク(ロザベル・ラウレンティ・セラーズ)は、同じユダヤ系のハネリ・ホスラーと仲良しになる。2人はお互いの夢を語り合い、楽しい日々を過ごしていた。しかしナチス・ドイツによるユダヤ人迫害は、日に日に厳しくなっていた。13歳の誕生日、アンネはプレゼントされたサイン帳に日記を書き始める。それからひと月も経たずに、16歳の姉マルゴーに招集命令が届く。父オットー(エミリオ・ソルフリッツィ)は経営する会社の建物の隠れ家に、妻エーディトや娘たちと身を隠すことにする。会社の女性部下ミープは、彼らを匿い、必要なものを届ける役目を買って出る。隠れ家では、アンネと年が近いペーターの一家など、8人で暮らしていた。ハネリが行方を探しに来るが、アンネはここにいると知らせることはできなかった。1年後、ハネリが父や妹とともにナチスに捕えられたことを知り、隠れ家に誘わなかったことを後悔する。隠れ家で息をひそめる生活の中で、アンネとペーターの間には、淡い恋が芽生える。ある日、ゲシュタポがミープを押しやり、隠れていた人々を見つける。みんながゲシュタポに連れ去られた後、ミープは床にばらまかれたアンネの日記を拾い集める。アンネたちは貨車に詰め込まれ、何日もかけてアウシュヴィッツ強制収容所に連れて行かれる。荷物は没収され、男女別々に収容される。アンネはまだ15歳だったが、オットーの機転で大人たちと一緒になる。しかし父とは、これが最後となった……。
監督、脚本
原作
撮影
音楽監督、作曲、演奏
美術
美術
字幕
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