80年代末から90年代にかけてのアメリカン・オルタナティヴ・ロックシーンを代表するバンド・ダイナソーJRが、2011年6月、ワシントンDCで行ったライヴを収録した音楽ドキュメンタリー。公募で選ばれたファンが撮影した映像を、『ザ・スロッグ・ムービー』のデイヴ・マーキーが監督としてまとめ上げた。
ストーリー
1984年、アメリカ・ボストンで結成されたダイナソーJRは、80年代末から90年代にかけてのアメリカン・オルタナティヴ・ロックシーンを代表するバンドである。本作は、BLACK FLAGのレーベルSSTから1988年にリリースしたサードアルバム『バグ』の全曲を演奏した、2011年6月、ワシントンDC・9:30クラブで行われたライヴを収録している。公募で選ばれた猛烈なファン6人が、無気力大王の異名をとるリーダー、J・マスシスの姿を激撮し、その映像を、アメリカン・ハードコア時代の映像作品で有名なデイヴ・マーキーが監督としてまとめ上げている。あらゆるハードコア映像には欠かせないBLACK FLAGのヘンリー・ロリンズのインタビューのほか、MINUTEMENのマイク・ワット、BLACK FLAG、CIRCLE JERKS、OFF!のキース・モリス、MINOR THREATのイアン・マッケイも出演。また、歌詞、MC、嗚咽等すべてを日本語で表現する“完全日本語字幕”を搭載している。『Freak Scene』、『No Bones』、『They Always Come』、『Yeah We Know』ほか全11曲を収録。
スタッフ
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作品データ
- 原題
- Dinosaur Jr. - Bug Live At 9: 30 Club: In The Hands Of The Fans
- 製作年
- 2012年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- キングレコード
- 初公開日
- 2012年3月31日
- 上映時間
- 62分
- ジャンル
- アート
[c]キネマ旬報社