マーティン・ドノヴァン
Jesus Christ
世紀末のニューヨークに現れたイエス・キリストの苦悩を描くファンタジー映画。「ヘンリー・フール」のハル・ハートリーが監督。出演は「フラート」のマーティン・ドノヴァン、人気シンガーのP.J.ハーヴェイ。デジタル・ビデオで撮影された。
1999年12月31日。イエス・キリストは、マグダラのマリアを伴ってニューヨークの空港に降り立った。”2000年終末論”を信じるキリスト教信者(クリスチャン・ミレニアムニスト)たちの間では、世界の滅亡が大きな不安と話題の種になっていた。その鍵を握るキリストは、人間の魂を救済するためにサタンと戦い、神の怒りを招いて天国から追放されても、人類を救う価値があるか自問自答することになる。時空を超えた男の運命が、現代社会の中でスリリングに展開していく…。