監督、製作、撮影、編集、企画
アルツハイマー病と診断された母と共に過ごす毎日を2年半に亘り記録した「THE ダイエット!」の関口祐加監督によるドキュメンタリー。
ストーリー
21世紀の日本は、人口の22%が65歳以上という超高齢社会に突入。介護の問題はもはや他人事ではなく、介護の中でも依然、垣根が高く、あまりオープンにされないのが認知症の介護である。関口監督の母、ひろこさんは、2009年以来、認知症が進行する中、記憶障害の低下が著しくなり、2012年5月現在、判断力、理解力も徐々に失われつつある。だが認知症後、以前とは見違えるように喜怒哀楽がハッキリとし、明るく、あけすけな性格へと豹変。ひろこさんは、嬉しいときも、怒るときも、悲しい時、そして楽しい時も真剣で、本気である。彼女の脳には感情がしっかりと残り、今までよりずっと感性が鋭くなっているのだ。そんなひろこさんのアルツハイマーの世界を通して、家族のあり方、更には、人間の尊厳とは何かを問いかける。
スタッフ
エグゼクティブプロデューサー
渋谷昶子
プロデューサー
山上徹二郎
アソシエイト・プロデューサー
栗尾知幸
アソシエイト・プロデューサー
北岡賢剛
アソシエイト・プロデューサー
大和田廣樹
ライン・プロデューサー
渡辺栄二
整音
小川武
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]2012 NY GALS FILMS
[c]キネマ旬報社