いのちの林檎
いのちの林檎
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いのちの林檎

2013年7月13日公開、115分、ドキュメンタリー/社会派
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知らないうちに吸収している化学物質の蓄積が限界に達すると発症する、化学物質過敏症を描いたドキュメンタリー。“いのちの林檎”とは、ある日突然拒絶反応が起こり水も飲めなくなった発症者が口にすることのできた、無肥料・無農薬の林檎のことである。監督は、「からっ風は知っている こころみ学園物語」の藤澤勇夫。2012年6月16日に「お蔵出し映画祭2012」にて初上映され、同映画祭でグランプリを受賞。2013年7月13日より、新宿武蔵野館をはじめ全国公開。

ストーリー

住んでいる家、食べ物、排気ガス、殺虫剤、煙草の煙、農薬など、知らず知らず吸収している化学物質を身体の中に溜め込み、その蓄積が突然限界に達したときに発症するのが化学物質過敏症である。発症すると、合成洗剤、消臭スプレー、芳香剤、柔軟剤など日頃使っている生活必需品に含まれる化学物質のわずかな臭いも耐えられなくなり、頭痛や吐き気、呼吸困難などを引き起こす。早苗さんは自宅の新築でシックハウスになったあと、近所のゴルフ場の農薬散布で化学物質過敏症を発症し、息ができなくなった。母・道子さんと2人で、呼吸できる場所を探して車で旅に出るが、農薬や排気ガスで発作を起こし、困難を極めた旅の末、2人は標高1000メートル地点でのテント生活に行きつく。しかし、そこも安全ではなかった……。大阪の入江さん一家は、自宅の新築でシックハウス症候群になり、瞬く間に家族全員が化学物質過敏症になった。長男・絋司さんと二男・茂弘さんはそれぞれ、中学校と小学校の教師から整髪料や理科室の薬品を嗅がされたりして、重症の道のりをたどることになった。

予告編・関連動画

いのちの林檎

予告編

2013/6/21(金)更新

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2012年
製作国
日本
配給
アークエンタテインメント
初公開日
2013年7月13日
上映時間
115分
製作会社
いのちの林檎製作委員会(制作 ビックリ・バン)
ジャンル
ドキュメンタリー社会派

[c]2012 ビックリ・バン
[c]キネマ旬報社