佐藤浩市
遠間憲太郎
『八日目の蝉』の成島出監督が、宮本輝の同名小説を映画化したヒューマンドラマ。中年男性2人と、骨董店のオーナーの女性、母親に虐待されていた4歳の少年の4人が、“世界最後の桃源郷”と呼ばれるパキスタン北西の地、フンザを目指す旅に出る。見るものの心を洗うような美しい風景が見ものだ。
バツイチで娘と2人暮らしの中年男、遠間は50歳を過ぎてから3つの運命的な出会いをする。それは取引先の社長・富樫、独り身の女性・貴志子、そして親に見放された少年・圭輔。3人は交流を深めていくなかで、圭輔の将来を案じるように。やがて彼らは偶然見た写真に心を動かされ、世界最後の桃源郷と言われるフンザに旅立つ。
遠間憲太郎
富樫重蔵
篠原貴志子
喜多川祐未
喜多川圭輔
鍵山
遠間弥生
喜多川秋春
道代
富樫茂雄
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