寺島しのぶ
オリュウノオバ
映像化が困難だと言われていた中上健次の代表作でもある短編集を映像化した、若松孝二監督の遺作。紀州の地を舞台に、産婆として人々の命の始まりを見届けてきたオリュウノオバと、彼女に取り上げられてきた人々の物語がつづられる。高良健吾、染谷将太ら、日本映画界を代表する若手俳優たちが多数顔を揃えた。
路地の産婆、オリュウノオバは人々の生から死までを見つめてきた。女たちの愉楽の海に沈んでいった半蔵、刹那の炎に己の命を焼き尽くした三好、北の地で立ち上がろうとしながら叩きつぶされた達男。オリュウはうたかたの現世で生きて死んでいく男たちに“お前はお前のまま生きよ”と祈りながら、彼らを見つめ続けていく。
オリュウノオバ
礼如
半蔵
三好
達男
彦之助
ミツ
ユキノ
監督、企画、プロデューサー
脚本
原作
撮影
撮影
音楽
音楽
美術
編集
衣裳デザイン
メイク
特殊メイク
照明
録音
助監督
助監督
助監督
企画
プロデューサー
プロデューサー
ライン・プロデューサー
音楽プロデューサー
キャスティング
スチール
メイキング
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