島村和秀
島村
千葉県浦安市を舞台に、3人の若者の成長を描く青春映画。「見えないほどの遠くの空を」などで俳優として活躍する森岡龍による初の劇場公開監督作。出演は、劇作家・俳人としても活動している島村和秀、「東京プレイボーイクラブ」の飯田芳、「故郷の詩」の嶺豪一。第33回PFFホリプロ・エンタテインメント賞受賞。
下町と新興住宅が立ち並び、ニュータウンを川が分断する千葉県浦安市のとある街。映画監督を目指す高校三年生の島村和秀・通称“カズカズ”(島村和秀)は、作品にするでもなく、8ミリカメラで街を撮影している。和秀はいつも同じ公園で、スナック『霊界』の息子で同級生の嶺豪一(嶺豪一)、無職で2年上の先輩・飯田(飯田芳)となんとはなくたむろしている。公園の前を通る女性・富永が気になってはいるものの、ただ遠くから眺めるしかない。ある日、富永がストーカーの被害に遭っていることを知った3人は、ストーカー退治を請け負う。退屈な日々に生まれた刺激に浮足立つ3人は盛り上がるままに行動してしまい、勘違いや失敗ばかりする。それでも3人は楽しかった。しかし、結局は3人が離れ離れとなるきっかけとなってしまい、かけがえのない人や場所から離れて、3人は少しずつ大人になっていく……。
島村
飯田
嶺豪一
監督、脚本、編集
撮影
美術
ヘアメイク
照明
録音、助監督
SFX/VFX/特撮
監督補
監督補
監督補
ライン・プロデューサー
整音
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