ガーナの児童労働問題を知った日本の女の子3人が企画した、フェアトレードで作られたチョコレートを買うイベント『バレンタイン一揆』を追ったドキュメンタリー。監督は、『ハッピーバースデイ 3.11』にて2012年ADFEST FILM LOTUS部門Bronzeを受賞したCMディレクターの吉村瞳。
ストーリー
カカオ生産地の児童労働について学び、ガーナのカカオ生産地域を訪問する代表者を選ぶ『ACEユースアカデミー』が2011年11月に開催された。これは、日本の高校生や大学生がガーナのカカオ生産地を訪ね、児童労働の現状を理解し、ガーナの子供や若者との交流を通じ、世界で必要な取り組みを考え、実践することを目的とした『ユースがつなぐ、日本とガーナ』プロジェクトの一環で実施されたものである。このアカデミーに参加し、代表者として選ばれた高校3年生の梅田麻穂さん、大学2年生の藤田琴子さん、高校3年生の志賀アリカさんの3人が、2012年1月7日から15日にかけて、ガーナのカカオ生産地域を訪問するツアーに出発した。ガーナで児童労働の問題を知った3人は、バレンタインにチョコレートを通して世界の問題について考え、フェアトレードで作られたチョコレートを買うことを目指し、『バレンタイン一揆』というイベントを企画する……。
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