キム・ガンウ
Joo Young-Jak
1960年の「下女」をリメイクし富豪一族に衝撃的な復讐をするメイドを描いた「ハウスメイド」で第63回カンヌ国際映画祭主演女優賞をもたらしたイム・サンス監督のサスペンス。金、権力、愛などの欲にまみれ執着する韓国最上流の財閥一家の不穏な関係性をスリリングに描く。出演は「男たちの挽歌-A BETTER TOMORROW-」「食客」のキム・ガンウ、「チョン・ウチ 時空道士」「ユゴ~大統領有故」のペク・ユンシク、「ハウスメイド」「私たちの幸せな時間」のユン・ヨジョン、「家門の危機」「誰にでも秘密がある」のキム・ヒョジンほか。第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。特集上映『未体験ゾーンの映画たち2013』にて上映。一般公開2013年2月17日。
韓国の中でも最上流階級に位置するペク財閥。ユン会長(ペク・ユンシク)は金を手に入れるためにペク家の女主人(ユン・ヨジョン)と愛のない結婚をし、金を得るためにはどんなことでもしてきた。嫉妬深い妻、純朴な青年秘書(キム・ガンウ)、魅惑的なメイドに囲まれた生活は、不穏ながらも均衡を保っていた。しかし、ユン会長がメイドに手をつけたことからその均衡は崩れ、悲劇の幕が切って落とされる……。
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