東京の都市と北海道の森を舞台に、絶滅寸前の樹を巡る二組の男女が織りなす不思議なストーリー。監督は「壁男」(2006)の早川渉で、本作が長編第1作。出演は日向勇、梅津美星子、中野準也、宮永里佐。1999年カンヌ映画祭国際批評家週間正式出品作品。バンクーバー国際映画祭ドラゴン&タイガーアワードグランプリ、トリノ映画祭最優秀脚本賞、ベルフォール映画祭最優秀外国映画賞受賞作。2012年7月22日より、北海道・札幌シアターキノで開催された「シアターキノ20周年記念企画<札幌ディレクターズ>」にて上映。2012年8月4日より、東京・渋谷アップリンクにて開催された「映画/千夜、一夜 ―早すぎる、遅すぎる、映画を求めて」にて公開。
ストーリー
北海道の森に生える世界で1本しかない絶滅寸前の樹「ホシジマカエデ」。この樹を守る植物学者、チェロ作りの女職人、毎月25日に100円ショップで万引きをする謎の女、その女を追う探偵の4人が、「ポツダム宣伝前夜」7月25日に向かって動き出す…。
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 1999年
- 製作国
- 日本
- 配給
- (主催 スタジオ・マラパルテ=UPLINK)
- 初公開日
- 2012年8月7日
- 上映時間
- 67分
[c]キネマ旬報社