「ドライヴ」(2011)のニコラス・ウィンディング・レフン監督が1999年に手がけた長編作。2013年2月9日から開催されたトーキョーノーザンライツフェスティバル2013にて劇場初公開(上映日2013年2月9日)。新宿シネマカリテの特集企画『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016』にて上映。
ストーリー
コペンハーゲンの町はずれ、映画マニアのビデオショップの店員レ二ーと、妻の妊娠にストレスを募らせているレオ、そしてレオの義兄ルイスとビデオショップの店長の4人は、夜な夜な集まってはB級映画を鑑賞し合う仲間である。ある日、デリカショップで働くレアに惹かれて声をかけたレニーは、思いがけなく実現した映画デートの直前に怯んでしまう。一方、妊娠した妻への暴力衝動が抑えられなくなっている義弟レオに不審を募らせたルイスは、さらなる暴力をもってレオを追いつめていた。男たちの感情のさざ波が、やがて大きく波打ちはじめる…。