バスター・キートン
William_McKay
バスター・キートンが「三時代」に続いて製作した第2回の長篇喜劇で、ジャン・ハヴェズ、ジョー・ミッチェル、クライド・バックマン3人の原作脚色を、キートンとジャック・ブリストーンの2人が監督した。キートンの対手役にはキートンの妻であるナタリー・タルマッジが出演する。活劇味と喜劇と混合した痛快な映画である。
1830年頃の物語である。マッケイ家の1人息子ウィリアムは、カンフィールド家との血なまぐさい争いを避けるためにニューヨークへ送られていたが、母が死んだので財産を継承するため故郷の南部の山の中へ帰って来た。同じ列車に乗りあわせたカンフィールド家のヴァージニアと恋におちたウィリアムは、そのためいくどとなく危地に陥るはめになる。両家の激しい争闘は続いたが、ウィリアムが激流に流されたヴァージニアを死を賭して救ったがために、ついに両家は和解し大団円となるのである。
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