アーリフ・リー
ブルース・リー
「燃えよドラゴン」などに主演し、没後も広く愛され続けているアクション俳優ブルース・リー。彼が修行を積み、恋をし、思い悩んだ青春時代を描いたドラマ。2010年にブルース・リー生誕70周年を記念し製作され、実弟ロバート・リーが製作総指揮・監修を務めている。監督はピーター・チャンとともに「ウォーロード/男たちの誓い」を手がけたレイモンド・イップ。若き日のブルース・リーを演じたアーリフ・リーは、本作で香港のアカデミー賞にあたる香港電影金像奨最佳新演員を受賞。ほか、「孫文の義士団」のレオン・カーフェイ、「ターゲット・ブルー」のクリスティ・チョンらが出演。オリジナル129分のところ、117分に編集された日本特別版。
京劇俳優の父を持ち、子どもの頃から映画に出演していたブルース・リー(アーリフ・リー)。撮影のない日でも撮影所に通い、スタジオの天井から大スターの現場を眺めるような無邪気なところがある半面、プライベートでは反抗的で血気盛んな性格からストリート・ファイトに興じることも多かった。そして、クォンやユニコーン(オウヤン・ジン)、スキニー(ハンジン・タン)ら仲間たちと将来の夢について語り合う少年時代を過ごしていた。ある日、長身の美女パール(ジェニファー・ツェー)に自分だけでなくクォンも惹かれていることに気付き、恋と友情の間でどうしたらいいのか悩むうちに、幼馴染のマンラン(ゴン・ミー)が自分に恋心を抱いていることを知る。マンランからチャチャのダンスコンテストに一緒に出場してくれないかと頼まれるが、頭を悩ませすぎたブルースはこの申し出を断り、実弟のロバートをパートナーにして出場、見事優勝を果たす。強くなりたいと固く願うブルースは詠春拳の達人イップ・マンに弟子入りし、修行を積む。そんな中、ブルースは高校対抗ボクシング・トーナメントでイギリス人チャンピオンボクサーを倒すが、納得できない彼から再戦を申し込まれる。誰もいない倉庫で殴り合う二人。激しい応戦を繰り広げるうちに、二人の間に友情が芽生える。彼は偶然にもクォンの居場所を知っていたが、クォンはアヘン中毒に陥っていた。ブルースはユニコーンとともに、クォン救出のために麻薬王のもとへ向かう……。
監督
監督、脚本、製作
製作総指揮
撮影
音楽
プロダクション・デザイン
アクション監督
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