リュ・スンボム
ソッコ
東野圭吾の直木賞受賞ミステリー小説『容疑者Xの献身』を、舞台を韓国に移して映画化。天才数学者と隣人女性、刑事という3人に焦点を絞り、彼らの感情の変化を繊細に描き出す。監督は、「オーロラ姫」のパン・ウンジン。出演は、「生き残るための3つの取引」のリュ・スンボム、「子猫をお願い」のイ・ヨウォン。
かつて天才と知られていたが、現在は高校の数学教師として平凡に暮らしているソッコ(リュ・スンボム)は、ある日、隣に引っ越してきたファソン(イ・ヨウォン)が偶発的に前夫を殺したことを知る。人知れずファソンを見守ってきたソッコは、彼女のために完璧なアリバイを考え出す。最も有力な容疑者として警察に疑われたファソンだったが、嘘発見器もすり抜け、捜査線上から遠ざかる。しかしファソンが完璧なアリバイを証言したにもかかわらず、この事件を担当する刑事ミンボム(チョ・ジヌン)は確実な動機を持つ彼女が犯人だと確信し、執拗に追跡する……。
[c]2012 CJ E&M CORPORATION, All Rights Reserved.
[c]キネマ旬報社