ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
シド・マーチ
「イースタン・プロミス」のデイヴィッド・クローネンバーグ監督の長男、ブランドン・クローネンバーグの初監督作品。セレブのウイルスを売買するビジネスを巡るサスペンス。出演は「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。2012年カンヌ国際映画祭ある視点部門正式出品作品。
病気を患ったセレブからウイルスを譲り受け、高額でファンに注射する業務で業績を伸ばしているルーカス・クリニック。エドワード(ダグラス・スミス)は、美貌のセレブ、ハンナ・ガイスト(サラ・ガドン)のウイルスを求めてやってきた。顧客への注射を担当する若手技師シド・マーチ(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)は新しいウイルスが入荷すると自分に注射してクリニックの外に持ち出し、ブローカーのアービッドが闇マーケットに売り飛ばすという副業に手を染めている。クリニックからウイルス改造用の特殊端末器“レディフェイス”も盗み出し、もう後戻りできない。ある日、クリニック社長ドリアン(ニコラス・キャンベル)から、新たな病気にかかったハンナのウイルス採取を命じられたシドは、秘かに想いを寄せる彼女から採取した血液を自分の腕に注入する。するとシドは幻覚症状に襲われ、自宅で意識を失う。気がつくと、テレビでハンナが死亡したことを報じていた。シドはウイルスを分析するためにレディフェイスの部品の調達を試みるが、アービッドらに裏切られ、血液と細胞のサンプルを採取されてしまう。やがてシドは不審な黒服2人組によって郊外の一軒家へ連れて行かれ、ハンナのマネージャーのデヴ(シーラ・マッカーシー)と主治医アベンドロス(マルコム・マクダウェル)から、彼女がまだ生きていることを知らされる。ハンナは何者かによって未知のウイルスに感染させられ、ここに匿われているのだ。犯人探しへの協力を要請されたシドは、同僚の技師デレクがハンナのウイルスを盗み、ミラ(ウェンディ・クルーソン)率いるテッサー社がその背後にいることを突き止める。シドは自宅から連れ出され、ハンナの巨大なポートレートが飾られた不気味な密室で目を覚ます。どこからか聞こえる声は、ハンナの死を嘆くファンの心を癒すため、彼女と同じウイルスに感染したシドの死に至るまでの一部始終を録画すると告げる。やがて衰弱したシドは、最後の賭けに打って出る……。
シド・マーチ
ハンナ・ガイスト
アベンドロス医師
エドワード・ポリス
ドリアン
ミラ・テッサー
デヴ・ハーヴェイ
監督、脚本
製作
撮影
音楽
プロダクション・デザイン
編集
衣裳デザイン
衣裳デザイン
ライン・プロデューサー
スチール
スチール
字幕
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