きむらゆき
カカシ
新進の女性監督たちが自らの手で映画製作・上映や宣伝を手がける集団『桃まつり』による特集上映。第5回目となる今回は“なみだ”をテーマに制作された短編8作品を3組に分け上映。本作は、ハロウィンの夜、一夜だけ人間になったカカシがゾンビに恋をするラブストーリー。監督は東日本大震災以降についてオムニバス形式でつづる仙台短篇映画祭映画製作プロジェクト作品「明日」に「バースデー」で参加した岡田まり。「あの素晴らしい愛をもう一度」のきむらゆき、「劇場版百獣戦隊ガオレンジャー-火の山、吼える-」の柴木丈瑠らが出演。「参のなみだ」ではその他に「貧血」「葬式の朝」を併映。
ハロウィンの日、田んぼに立てられたカカシの女の子(きむらゆき)はカラスにつつかれながらも、東京で繰り広げられる楽しげなハロウィンパーティーに思いを馳せていた。そんな彼女を健気に思った太陽が月にかけあい、カカシの女の子は一夜だけ人間になる。モンスターに扮した人々が集まる様子に、彼女は胸を躍らせる。あるお見合いパーティーに潜り込んだ彼女は、本物のゾンビ(柴木丈瑠)に恋をする。しかし彼女が人間でいられるのも、あと少しだった……。
監督
製作
撮影監督
音楽
美術
人形美術
編集、助監督
ヘアメイク
録音、整音
監督補
[c]キネマ旬報社