舞踊家・田中泯主演、「女囚さそり」シリーズの伊藤俊也監督による劇映画。東京大空襲の日に生を受けた田中泯の人生や、監督自らの戦争体験を重ね合わせ、圧倒的なイメージで人間の生と死を描く。全編ほとんどセリフを用いず、物語は田中泯の舞でつづられる。撮影は、「写楽」の鈴木達夫。音楽は、「眉山」の大島ミチル。
ストーリー
人間は生まれ来て死んでいくが、誕生が始まりで、死が終わりなのであろうか。客観的にはそうかもしれないが、当の本人は、誕生のときも死のときも、それを認知することはできない。そう考えると、人間はこの世界に投げ出されているだけではないだろうか。投げ出され、そこに在るだけで、始まりも終わりもないのだ……。
スタッフ
監督、脚本、製作
伊藤俊也
原案
田中泯
撮影
鈴木達夫
音楽
大島ミチル
美術
高山登
編集
只野信也
照明
水野研一
録音
前田一穂
VFXスーパーヴァイザー
立石勝
助監督
茅場和興
プロデューサー
大日方教史
キャスティングプロデューサー
小林良二
サウンドデザイン
浦田和治
スチール
平間至
題字
青柳志郎
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作品データ
[c]2013 ITO PLANET.co., LTD [c]Itaru Hirama
[c]キネマ旬報社